放射線科は各放射線機器の分野で画像診断を担当しています。夜間・休日・24時間365日いつでも、すべての検査を行えるように当直待機体制を整えています。
私たちは、日々研鑚しより良い検査の実現を目指し、安全で安心できる患者様の立場に立った優しい医療を心がけています。
X線を胸部・腹部・骨・関節等に照射し画像にする検査です。撮影室で行う撮影のほかに、病棟でのポータブル撮影を担当しています。当院ではFPD装置を導入し、コンピュータ上で画像処理を行い各診療科・病棟に診断価値の高い画像を迅速に提供します。
X線を照射し透過してきたデータを基にさまざまな方向の断面画像、3D画像を作成して診断価値の高い画像を提供しています。また、造影剤を使用することにより血管3D画像(脳・体幹部・心臓)や病変の質を区別するために必要な画像を作成します。
また、AEC(自動露出機構)・逐次近似応用再構成などの機能を駆使し被ばく線量の最適化に努めています。
MRIとは強い磁場や高周波の力を用いて体内の情報を画像化する検査です。放射線を用いませんので被ばくは一切ありません。
また検査中は大きな音がしますが痛みはありません。異常や不安を感じた時の為に連絡ブザーをお渡ししますので、安心して検査を受けていただくことができます。
検査時間は20分~1時間程度かかります。
マンモグラフィはX線を乳房に照射し、視触診だけでは分からないような小さな乳がんなどの病気を発見するための検査です。乳がんは乳腺の中に発生するため、できるだけ乳腺を薄く均一にする必要があります。そのため圧迫の際に痛みが伴うことがありますが、なるべく負担の掛からないように撮影させていただきますので、ご協力をお願いします。
X線を連続して照射し写真ではなく動画で行う検査です。
胃・大腸のバリウム検査、嚥下造影検査、神経根ブロックやミエログラフィ検査、透視下整復、泌尿器科系検査、PTCD・PTGBG等のドレナージ検査、内視鏡検査と同時に行うERCPなどを行っています。
血管造影検査は、血管の形態や血行動態を調べる検査です。カテーテルと呼ばれる細い管を血管から挿入して検査を行います。
主に頭頸部血管造影検査、心臓カテーテル検査、四肢血管造影検査、ペースメーカー埋め込みなどを行っています。また診断だけでなく、狭くなった血管を拡張開通させる治療、動脈瘤の治療といった血管内部から治療をするIVR(Interventional Radiology:血管内治療)も行っています。
骨を構成しているカルシウムの骨量を測定し、骨の強度を調べる検査です。この検査は、X線を照射して骨密度を測定する方法 (DXA法)で、他の方法(超音波法、MD法、CT法など)の骨密度検査と比べて最も精度の高い検査方法とされています。骨粗鬆症診断のガイドラインでも推奨され、骨折のリスクをよく反映する部位である腰椎と大腿骨頚部(股関節)で測定を行います。骨粗鬆症は、自覚症状が無く知らないうちに進行することがほとんどです。骨折を起こし寝たきりになる前に、定期的に骨密度測定を受けて自分の骨の状態を確認しておく必要があります。
診療科のご案内
診療科
専門外来
部門
診療支援チーム