Clinical Department

もの忘れ外来

診療内容

「約束を忘れてしまう」「同じことを何度も聞いてしまう」など、もの忘れが多くなったり、認知症が心配なかたの診察を行います。
残念ながら認知症のほとんどが治すことはできません。
しかし進行を緩やかにする投薬はもちろんのこと、ご本人様だけでなく、ご家族など介護者がどのように対応したらよいかというアドバイスや、病気に対する不安などをご相談していただき、みなさんが認知症を受け入れて少しでも辛さが軽減する一助になればと思います。

※完全予約制となります。予約センターにてご予約の上、ご来院ください。
予約センター:044-987-3293(月曜日~土曜日 13:30~16:00)

※当院の【もの忘れ外来】は認知症専門医でもある脳神経外科医が担当いたします。
このため治る認知症といわれる、慢性硬膜下血腫や水頭症という脳神経外科での治療が必要な疾患も当院脳神経外科でそのまま治療を行うことができます。

以下のような症状がご心配な方が対象となります

  • もの忘れが増えた
    (例:約束を忘れる、物をよくなくす、場所や日付があいまいになる、など)
  • 性格が変わった
    (例:活気がない、怒りっぽくなった、涙もろくなった、など)
  • 今までできていたことがうまくできなくなった
    (例:料理の手順が悪くなった、洗濯機の使い方がわからなくなった、など)
  • 運転免許更新時に受診を勧められた方

など、認知症にまつわるご相談を承ります。

当院でできること

  • 認知症の原因検索(採血、レントゲン、CT、MRI、脳波、神経心理検査など)
  • 認知症の病態に合わせた投薬治療
  • 慢性硬膜下血腫や水頭症の手術加療
  • 介護保険申請に際する主治医意見書の作成、ケアマネージャーやソーシャルワーカーなどと連携して長期的な対応を検討

受診の流れ

受診希望日の1週間前までに予約センターにて予約をお取りください。
【診 察 日】 第2・第4水曜日 午前のみ
【予約締切】 希望日の1週間前

受診当日(少なくとも2回は受診が必要です)
・持参するもの
お薬手帳
かかりつけ医の紹介状(なくても可)
もの忘れ外来問診票⇐こちらを印刷、記載のうえご持参ください。
ご持参できない場合は、予約時間の10分前にご来院ください。

・普段のご本人様の状況がわかる方(同居のご家族、介護を行っている方など)は必ずご一緒にいらしてください。

【受診1回目】

  • 問診、診察
  • 採血
  • 頭部MRI/CT
  • 心理検査:長谷川式認知症スケール(HDS-R)、MMSEなどの認知症検査

【受診2回目】

  • 検査結果説明
  • 追加検査が必要な場合は、検査予約
  • 治療方針のご説明、必要に応じて治療開始

【受診3回目以降】
状態に応じた内服薬の調整、定期的な認知症検査
※疾患によっては上記の限りではなく、必要に応じて検査や治療を追加していきます。
ご本人様にとって無理のない検査や治療を調整しますので、担当医にご相談ください。

岩田 牧子 (いわた まきこ)

専門分野 脳神経外科一般
出身大学 帝京大学
資格 日本脳神経外科学会 専門医、指導医 日本認知症学会 専門医、指導医 日本脳卒中学会 認定脳卒中専門医   身体障害者福祉法第15条 指定医 川崎難病指定医 ボトックス施注医(上肢・下肢痙縮、顔面けいれん、眼瞼けいれん)
一言メッセージ 患者様がご自身の病気・治療について十分に理解できるように、分かりやすくご説明します。

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