当院の入院病棟は回復期リハビリテーション病棟として、脳血管疾患または大腿骨頸部骨折(太ももの付け根の骨折)などの病気を脱しても、まだ医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。
この病棟では病気や骨折などを発症してから入院までの期間と病棟に入院できる期間が決まっております。詳細は以下の表をご参照ください。
これらの患者さんに対し、寝たきりにならないように、入院後すぐに医師、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士などの多様な専門職が患者さま・ご家族と関わり、治療の最適なプランを作成します。
回復期リハビリテーション病棟は制度上、
下記の通り、入院料1、2、3、4、5の5段階に分かれています。
入院料1は看護師・看護補助者・リハビリ専門職・社会福祉士の配置が充実しており、最も重症な方への対応が可能です。また365日リハビリを行っているだけではなく、日常生活動作の維持・改善効果の高いリハビリを提供している実績があります。
入院料1 | 入院料2 | 入院料3 | 入院料4 | 入院料5 | |
---|---|---|---|---|---|
医師 | 専任常勤1名以上 | ||||
看護職員 |
13対1以上 |
15対1以上 (4割以上が看護師) |
|||
看護補助者 | 30対1以上 | ||||
リハビリ専門職 |
専従常勤の PT3名以上 OT2名以上 |
専従常勤の PT2名以上 |
|||
社会福祉士 | 専任常勤1名以上 | - | |||
管理栄養士 |
専任常勤 1名以上 |
専任常勤 1名以上が望ましい |
|||
第三者評価 | 受けていることが望ましい | - | 受けていることが望ましい | - | - |
リハビリテーション 実績指数等の 院内掲示等による公開 |
◯ | ||||
データ提出加算の届出 | ◯ | ||||
休日リハビリテーション | ◯ | - | |||
新規入院患者のうちの 重症の 患者の割合 |
4割以上 | 3割以上 | - | ||
入院時に重症で あった患者における 退院時の日常生活 機能評価 ()内はFIM得点 |
3割以上が 4点(16点)以上改善 |
3割以上が 3点(12点)以上改善 |
- | ||
自宅等に退院する割合 | 7割以上 | - | |||
リハビリテーション 実績指数 |
40以上 | - | 35以上 | - | - |